円満寺について

名古屋大曽根に400年以上続く法統

萬徳山阿弥陀院円満寺と号します。
宗派は法然上人を宗祖とする浄土宗であり、御本尊は座像の阿弥陀如来様です。
浄土宗資料によると、円満寺開基は明暦3年(1657)6月、
光誉在西によって建立されたと記載があります。
また、円満寺の名は太閤検地帳にも見られ、創建は桃山時代、
さらには室町時代まで遡ると言われています。

明治6年(1872)2月には境内に大荘学校(後の名古屋市立六郷小学校)が建てられ、
古くは境内が子どもたちの遊び場、そして学びの場でした。
現在でも地元の方々に慕われ、多くの参拝者がいらっしゃっております。

境内お地蔵様・観音様について

身代り地蔵

境内北出口側にございます。
もともとは大幸川にかかるさいこう橋の土手にあったお地蔵様を移築したもので、
江戸時代、暴漢に襲われた町娘を助けるため、
前に立ちはだかりその時受けた刃で合掌する指が
真っ直ぐに切れたとの謂れがあります。
今でも多くの信者の方々が
悪い部位を身代りしていただけるよう、
地蔵を撫でてお参りしています。

身代わり地蔵
重軽地蔵・重軽石

重軽地蔵・重軽石

身代り地蔵の両脇にございます。
まず願い事をし、
地蔵又は石を両手で持ち上げます。
持ち上げた人が思っていたよりも軽く観ずれば
願い事が叶うと云われています。 
身代り地蔵と合わせ、
多くの方がお参りしています。

二聴観音菩薩

珍しく石でできた観音様です。
元はスズラン通り商店街の守り仏でしたが、
戦後、境内に移築されたものです。

観音様
6人菩薩様

  左から
  如意輪観世音菩薩 准胝観世音菩薩 十一面観世音菩薩 馬頭観世音菩薩 聖観世音菩薩 十一面観世音菩薩

ほか福徳地蔵(交通安全)、水子供養地蔵、弁天堂、薬師堂等もございます。

納骨堂・永代供養について

納骨堂 大曽根名古屋霊廟

大曽根名古屋霊廟
入り口
本堂入り口
納骨棚

石碑

名古屋市北区大曽根一丁目という、
街中の立地にあり
周辺の森下駅[名鉄瀬戸線]から徒歩5分、
大曽根駅[名古屋市営地下鉄、JR中央線]から
徒歩12分のところにあります。
平和公園に区画を所有しています。

納骨堂名称:阿弥陀院納骨堂(浄土宗)
納骨堂所在:名古屋市北区大曽根一丁目19番6


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永代供養墓(共生極楽)

千種区平和公園内、阿弥陀院墓地の中にございます。
石版に個々の戒名が刻される合祀墓ですので、いつでもお参りができます。

永代供養墓(共生極楽)

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